9月1日は、災害対策や防災訓練などを全国一斉におこなう日です。
3月11日の大震災を目の当たりにした私たちは、日常の避難訓練がどれだけ重要かを痛感しました。
当園でも毎月訓練を実施してきましたが、1日はこれまでよりも本格的に、非常ベルを鳴らしたり、保育士が臨場感もって子どもたちに呼びかけしたり、本番さながらの想定で行いました。また、消防・防災設備の業者に協力してもらって、各所の消防設備の点検と、消火・避難器具の実装、使用訓練も行いました。
← 写真は2階テラスの避難シューターを実際に使用してみる訓練です。シューターを使用するほどの状況を想定すると、直下型震度6強以上で火災が発生し、室内階段が破損して安全に歩行できない状況、いわゆる「最悪の事態」です。
建物の構造理論上、室内階段や避難階段は直下型震度6強でも壊れないように設計、建築されているので、シューターを使うことは想像しがたいのですが、最悪を想定して備えることが防災等の鉄則。その常識に従って訓練しました。
← シューターの中は「らせんすべり台」のような構造になっていて、滑って降りるようになっています。出口は地面から20~30cm浮いており、滑ってきた子どもや大人が直に地面に触れることはありません。避難時に怪我など2次災害が生じないようにきちんと造られています。
また、滑り降りてきた子どもが外に飛び出ないよう出口は閉じていて、実際に使用する際は1階に介添え者が付いて、降りてきた子どもをシューターから外に誘導します。
今回は子どもたちにシューターを使用することはしませんでしたが、今後、子どもたちにもシューターを使って避難する体験をしてもらう予定です。
← 水消火器を使った消火訓練です。実際に目の前に火を起こしてはいませんが、的を決めてどのように消火器を使うか体験しました。
火が目の前にあって気が動転していると、火にめがけて消火器を使用する人が多いそうですが、火元(火が起きている原因)に向かって消火することが大事です。
また、子どもたちは午睡からおやつの時間帯に、15時30分に地震発生ということで公園まで避難しました。緊張の面持ちでしたが、特に混乱せずに避難できました。が、やはりまだ時間がかかり過ぎるところもあり、評価や反省をして毎月の訓練に活かしていきます。
ご自宅でも「地震だっ!!」と言って机の下に隠れる遊びをやってみるとよいですね。

