法人の紹介

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大田区南馬込1-9-1先, 東京都, Japan
社会福祉法人つばさ福祉会のホームページにようこそ! 当法人は、宮崎県西都市に法人本部を置き、昭和6年創業の保育園や、通所介護施設、子育て支援施設や学童クラブを運営しております。 また、待機児童解消の使命に応えるべく、新設保育園の創業や経営のノウハウ修得に努めてきました。 このたび、平成23年4月に東京都大田区南馬込に、JR東日本とのコラボによる新設保育園を開園することになりました。 社会福祉法人として各地域に根ざした事業を行いながら、広域法人として必要な地域に必要な福祉を提供する使命を果たすべく、利用者主体の福祉サービスの提供とその専門性やサービスの質の向上に取り組みます。

2012/01/05

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

新年一回目の更新が、ご挨拶をさしおいて「反抗期とのおつきあい」になってしまいました。
失礼しました。

さて、昨年は3月11日に未曽有の震災に見舞われ、私たちの価値観や認識もずいぶん変わったように思います。震災の犠牲になられた多くの方々に、あらためて心からのご冥福を申し上げるとともに、いまだ被災地や全国各地で避難生活を余儀なくされている皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。そして、被災地の再興のために日夜尽力されているすべての方々に、心から感謝とエールを送りたいと思います。

そのような震災の2週間後に、「おおた みんなの家」は大田区南馬込の線路際に開園をしました。予定していたセレモニーなどは、震災に配慮して中止し、ささやかながら温か味ある入園式で新入園児を迎えることができました。
私たちには、東京都認可保育園として、待機児童の解消と馬込地域の乳幼児の健やかな成長を保障し、保護者の皆さまの就労をしっかり支援していく使命があります。そして、みんな(園児、保護者、職員、地域)に愛され、開かれた「より幸せを目指す場所」として、温かい「家」のような存在に慣れることを目指しています。

 
子どもがすこやかに育つ一番の栄養は『愛されている実感』です。
私たちは、たくさんの「愛」、たくさんの「笑顔」があふれる、子どもたちの「すてきな楽園」をめざします。
あわせて、子どもと保護者、地域、職員がともに幸せをめざし、ともに幸せになれる「みんなの家」をつくります。


これが私たち「おおた みんなの家」の保育理念です。
この理念の実現に向けて、今年も職員一同、輝く笑顔と温かいハートで、子どもたちはもちろん、保護者の皆様や地域の皆様のお役に立ちたいと思います。

お時間が許せば、いつでも「おおた みんなの家」にお立ち寄りください。
お子さんのこと、子育てのこと、悩みがあって不安があって当たり前です。私たち保育園職員も、職員同士で支え合い、相談し合える仲間が居なければ、一人では不安で保育に向かうことはできません。
みんなで寄り添い、みんなで支え合って、みんなでより楽しく幸せに、子どもたちを育て、私たち大人も育ちあっていく『共育』を大切に、皆様を温かくお迎えしたいと思います。

当園には道路から園舎までの間に『門』がありません。いつでも子育てをしていらっしゃる親御さんや、地域の子どもたちに立ち寄って欲しいという思いです。
もちろん、不審者や防犯のためのセキュリティはしっかりおこなっていますが、『門』があると立入りにくいようですし、ベビーカーを押して坂を上がってこられる方には障害物にもなります。
どうぞいつでも、お気軽にお立ち寄りいただきたいと思います。

新年が皆様にとって笑顔輝く幸多き一年となりますように。心からお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

反抗期とのおつきあい~最終回~

3回にわたって反抗期について書いてきました。おおむね1歳半~3歳頃の第一次反抗期について、よりよく理解することで、私たち親は子どもの反抗表現を受け容れられるようになるでしょう。

第一次反抗期とは「母子一体感」から徐々に「自己存在」に気づき、自分と他人とを区別、認識するため自己主張する表現で、さらにネガティブ感情処理システムの成長として、自分のネガティブな気持ちを自己コントロールできるようになるための成長過程と理解しましょう。

そういう意味で、実はこの幼い頃の反抗期は、子どもが一人の人間として自立していく上で重要な学習期であり、ここで大切なのは、私たち大人が「子どもは学んでいる」と理解して、その学びにふさわしい態度で関わることです。では、私たち大人の「ふさわしい態度」とはどのような態度でしょうか。
結論から書きますが、子どもが「自分で出来た」と思えるよう大人が細やかな配慮や段取りをして、子どもがそれを出来たら、さも子ども自身の力で出来たように誉め、意欲を高揚させることです。

例えば朝のお出かけで、何時になったら家を出るという「時間」は、まだ子どもには理解できません。大人が出かける時間を決めたなら、子どもがぐずったり着替えたりすることを想定して出かけるまでに必要な時間を逆算し、その時間を十分に取ることが必要です。そのためには、十分な睡眠で朝の目覚めを良くする早寝早起きの習慣や、出かける準備を前の夜に整えておいて、朝の時間にゆとりをつくる工夫等も必要でしょう。
朝に限らず一日の生活の流れ全般に、理解が未熟な子どもが生活の流れに乗れるよう、大人が前もって配慮や工夫をすることで、私たち大人は気持ちにゆとりをもって反抗期の子どもの相手をすることが可能になるでしょう。

そして、子どもは自分でできる喜びや親からの誉め言葉をもらうことで、早寝早起きや着替え、トイレなど生活全般を意欲的に繰り返し、やがてしっかり身についていきます。しかし、この逆の生活を繰り返すと、イヤイヤとぐずる習慣が身につき、大人もつい感情的になって、親子関係が辛いものになっていきます。『子育て中は「急がば回れ」』と言われるのはこういう所以です。

親を困らせて喜ぶ子どもは、この世にいません。忙しい仕事と子育ての両立は大変ですが、私たち大人が気持ちのゆとりを持てる工夫をして、学びの時期たる反抗期に向き合っていきましょう。

反抗期とのおつきあい~その2~


前回に続いて、反抗期について書きます。おおむね1歳半から3歳頃に現れる第一次反抗期。「母子一体感」という共同体のような感覚から、だんだんと「自己存在」に気づき、自分と他人とを認識するために自己主張や親を困らせる表現をします。個人差はありますが、私たち親もこの育ちの道筋を通って、ここまで育ってきたのです。

もうひとつ、この反抗期が起こる要因があります。最新の脳科学では、反抗期は『ネガティブ感情処理システムの成長』と位置づけられ、自分のネガティブな気持ち(不安、不快など)を、自己コントロールできるようになる成長過程とされています。
例えば反抗期に、思い通りにいかずに泣く→親が事情を聴く→自分の思いを表現する→親が気持ちを受容し諭す→子どもが気を取り直して再チャレンジする、という親子の関係が見られますが、実はこれも子どものネガティブ感情処理システムの成長を、大人と子どもが関わりながら促している行為です。

 脳の働きで言えば、状況や環境、人間関係から影響を受けた子どもの脳の辺縁系(扁桃体)が反応して本能的にネガティブ感情が発生し、その感情を大脳皮質に蓄えられた認知や体験による学習記憶によってコントロールしようとしていると言われています。
大脳皮質という脳の部位は、辺縁系の本能的(原始的)な行動や衝動を、認知や体験による理性や理論などでコントロールする、人間が人間であることの証明と言われる部位です。この部位が体験学習や認知行為などを通して成長することで、子どもは自分の感情をコントロールして落ち着いて過ごせ、多少嫌なことがあっても我慢できる力が育つとされています。

子どもは反抗期に、親にとって不都合なことをいろいろとやるので、イライラしたり困ったりされると思います。しかし、子どもが自立や自律に向かうためには、避けて通れない子どもにとっては貴重な感情の自己コントロールのための体験学習であると理解しましょう。
まず私たち大人が「この年齢頃は反抗時期」と自覚し、子どもの育ちを研究しているような心もちで、反抗する場面やパターンを観察し、どう対応すると上手く付き合えるかいろいろと試してみることがイライラしないで済むコツです。
 
 多少手間のかかる対応ですが、根気強く丁寧に。愚痴を言いたくなったら、ぜひ園長までお声かけください(笑)。じっくりお聞きしますね!

反抗期とのおつきあい~その1~


『魔の2歳児』と世界共通で言われる第一次反抗期。この第一次反抗期は、おおむね1歳半から3歳頃に現れると言われています。子どもによってこの反抗の仕方はいろいろで、何を言っても「やだ」、さらに親が強く言うと「やだやだ!」と暴れる、時には「きゃー!」と奇声を上げる、黙して語らず無視し続ける…などいろんなタイプがあります。そんな姿にどんな親でも苦痛やイライラを感じ、つい強い言葉や怒号を発してしまうでしょう。

 ここで反抗期を理解しておきたいと思います。反抗期を迎えるまで、子どもは母親と自分を一体だと感じる「母子一体感」という世界に生きています。この時期はお腹が空けばミルクをくれるし、痛い思いには母親も痛そうに心配する、いわゆる共同体のような感覚です。この時期に、ゆったりと母親や大人が関わりながら、日常のちょっとした子どもの行為や表情を大人が大いに誉め、子どもが愛されている実感を強く認識すると、反抗期はあまり激しくないと言われます。
 そして、どの子どももほぼ例外なく、だんだんと「自分は自分なんだ」という自己存在に気づき、自分を主張する表現(泣く、叫ぶなど)をしたり、自分の存在を確かめるために、わざと親が干渉する(叱る、困る)ことをやって甘えてみたりするようです。では、そんな子どもとどう付き合えばよいのでしょうか?


まず「この年齢頃の子どもは反抗する時期」と大人が自覚することから始めましょう。そして、反抗する場面やパターンを観察してみましょう。その場面やパターンに対応するために、「ちょっとのゆとり」と「次への興味」と「無干渉」を活かしてみましょう。
例えば朝などの忙しい時、まずは子どもが機嫌よく目覚めるようにします。また早めに「○○したら一緒にお出かけしよう」と順序立てて声をかけておき、出かけるまでに「お母さんと一緒に準備する?自分でする?」「おうちの前の道路に○○虫がいたよ。今も居るか見に行こうか?」など、子どもの意欲や興味を活かせるちょっとのゆとりを持ちましょう。もし奇声をあげて言う事を聞かないときは「無干渉」で見守りながら、子どもが発散しきったらどう声をかけて気持ちを切り替えられるか考えておきましょう。
大人が焦ると子どもはさらに激しく反抗します。焦らずに次の展開を考え、子どもの意欲や興味を引き出す関わり方や、気持ちの切り替えができる言葉かけを考えてみましょう。